本日の注目銘柄
個別の材料に反応する展開か
安川電機(6506) 590 ▼4
ハイブリッド車や電気自動車向けのエンジンにあたる駆動装置を開発、マツダ(7261)の水素ハイブリッド車に供給を始めた。今後、他の自動車メーカーとの共同開発も視野に入れ、本格的な事業化につなげる。
三菱商事(8058) 1919 △11、 住友商事(8053) 1011 △15
両社と独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構を中心とする官民はボリビアでリチウム資源開発に向け、資金や技術、周辺のインフラ整備など広範囲に協力することで同国政府と合意した。リチウムは電気自動車など環境対応車の電池材料として需要の急増が見込まれており、官民上げて資源確保に乗り出す。
ソニー(6758) 2710 △15
野球場やレースサーキットなど大型スポーツ施設向けに、ハイビジョンで撮影した映像を編集し、会場のディスプレーや来場客の携帯端末などに配信する仕組みを提案する。
富士通(6702) 504 △9
低価格で需要が伸びているPCサーバー事業で米インテルと協力する方針を明らかにした。富士通はインテル製MPU(超小型演算処理装置)を搭載したPCサーバーの世界販売を2010年までに85%増やす方針。
三菱重工(7011) 376 △19、 コマツ(6301) 1560 △88
三菱重工は自社開発・製造のリチウムイオン電池とエンジンを併用し燃費を約4割減らすフォークリフトを発売する。コマツは既に発売しているが、自社開発の発電モーターを次世代モデルに搭載する。産業用車両もハイブリッド対応となっている。
積水樹脂(4212) 796 ▼13
合成樹脂の基板にのせた太陽電池を開発した。従来のガラス基板よりも耐衝撃性が高く、頑丈さが求められる道路の標識などに使用できる。
外国人売買動向(外資系10社ベース)
売り 1920万株
買い 1610万株
(金額ベースは買い越し)
清水洋介氏のプロフィール
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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