本日の注目銘柄
輸出関連銘柄の強さに期待
神戸鋼(5406) 180 △6
インドで製鉄機械などの販売拠点を設立した。同社がインドに拠点を設けるのは初めて。インドの鉄鋼需要は昨年秋以降の世界的な景気後退局面でも緩やかな成長を続けており、旺盛な需要を取り込む体制を整える。
ソニー(6758) 2525 △25 、 エプソン(6724) 1575 △101
エプソンが手掛ける中小型液晶事業の一部をソニーが対価ゼロで「買取」する。コストの安い「アモルファスシリコンTFT」方式を中心とした中小型パネルの営業や開発、生産機能をソニーが引き継ぎ、一部の従業員を出向で受け入れる。
日産自(7201) 586 △8
2009年末からベトナムで販売する自動車の現地生産を始める。2008年にデンマーク社と合弁で設立した販売会社が部品などを輸入し、完成車の組み立てを現地企業に委託する。
旭硝子(5201) 775 △23
独ダイムラーと自動車用ガラスの長期供給契約を締結した。メルセデス・ベンツなど、ダイムラーが欧米で生産する車種向けに供給する。これまで車種ごとに供給契約を結んでいたが、乗用車や多目的スポーツ車(SUV)など多車種に渡って包括的に供給する。
NIS(8571) 47 ▼2 、 アガスタ(3330) 11450 ▼350
NISグループは30日、東証マザーズ上場の中古車輸出のアガスタを完全子会社化するためのTOB(株式公開買い付け)を実施する契約を締結した。7月上旬に設立する子会社を通じ、TOBを実施する。TOB価格は1株あたり、24500円、TOB期間は7月17日から8月24日まで。
日 立(6501) 301 △1
ネットワーク経由でソフトやサービスを提供する「クラウドコンピューティング」事業を本格展開する。顧客企業は業務の繁閑に合わせてサーバーを利用でき、使った分だけ利用料を支払えばよい。2011年度に1000億円の売上高を目指す。
外国人売買動向(外資系10社ベース)
売り 1500万株
買い 1970万株
(金額ベースは買い越し)
清水洋介氏のプロフィール
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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