本当に知っていますか? 環境系マークの意味
環境対策に関して、どのような考えを持っている人が多いのだろうか。「環境保護の意識というより節約の意識が強い」という人が半数を超えるなど、節約が環境対策のきっかけになる人が多いようだ。マクロミル調べ。
あなたは環境マークをどの程度知っていますか? マクロミルの調査によると「プラスチック製容器包装識別表(プラマーク)」を知っているという人が最も多く72.9%、次いで「アルミ缶識別表示マーク(アルミマーク)」(72.5%)、「統一美化マーク」(70.2%)であることが分かった。このほか「スチール缶識別マーク(スチールマーク)」(68.5%)、「ペットボトル識別マーク」(62.9%)など、「飲料などのリサイクルに関する認知度が高いことがうかがえた」(マクロミル)としている。
一方、認知度が低かったのは「3Rキャンペーン」(15.7%)や「グリーンマーク」(26.6%)、「再生紙使用マーク」(32.5%)だった。
また「環境」に関する用語に聞いたところ、「クール・ビズ」(74.8%)の認知度が最も高く、以下「家電リサイクル法」(61.2%)、「ウォーム・ビズ」(58.1%)、「エコマーク」(43.8%)と続いた。逆に、あまり知られていないのは「グリーンマーク」(22.5%)、「排出権取引」(23.9%)、「チーム・マイナス6%」(28.9%)という結果に。
インターネットによる調査で、20歳以上の男女1032人が回答した。調査期間は5月14日から5月15日まで。
環境対策に関する考え方
環境対策に関して、どのような考えを持っている人が多いのだろうか。「環境保護の意識というより節約の意識が強い」という人(非常にあてはまる+まああてはまる)は56.9%、「環境に良い商品は節約につながるので選びたい」という人は同53.6%。
一方「コストがかかっても環境に良い商品を選びたい」と答えた人は同26.2%にとどまった。こうした結果について「節約が環境対策のきっかけになる人は多い。しかし環境環境にやさしく、お財布にもやさしい環境対策が求められているようだ」(同)としている。
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