相手と仲良くなるための手段として使われることも多い食事。しかし、その気のない異性から食事に誘われた時、相手を傷つけずに断るにはどうすればいいだろうか。
アイシェアの調査によると、「交際する気のない異性から2人きりの食事に誘われたらどうしますか? (相手はあなたに恋愛感情があるとします)」と尋ねたところ、「断る」は44.3%、「暇だったら行く」が37.7%、「基本的に行く」が18.0%だった。
男女別では男性(29.9%)より女性(60.7%)の方が「断る」の比率が高く、年代別では年代が上になるほど「断る」の比率が高くなっている(20代38.6%、30代44.3%、40代50.5%)。
「あなたとは行く気がない」とはっきり言ってくれた方がいい!?
断り方によっては相手との関係が崩れてしまうこともありそうだが、どう断るのがいいのだろうか。「一番相手を傷つけない食事の断り方は? (仕事関係などでなるべく気まずくなりたくない相手と仮定)」と聞くと、最も多かったのは「仕事などを口実に断る」で41.9%。以下、「ほかの人も誘うことを提案する」(30.9%)、「『今度行きましょう』など社交辞令でかわす」(19.2%)、「あなたとは行く気がないとはっきり言う」(6.2%)が続いた。
男女別に見ると、「ほかの人も誘うことを提案する」は男性(26.2%)より女性(36.2%)の比率が高かったが、「『今度行きましょう』など社交辞令でかわす」は女性(14.8%)より男性(23.1%)の比率が高かった。
一方、「自分が食事に誘って断られるとしたらどれがいいですか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「仕事などを口実に断る」で35.0%。以下、「ほかの人も誘うことを提案する」(22.7%)、「あなたとは行く気がないとはっきり言う」(21.6%)、「『今度行きましょう』など社交辞令でかわす」(19.4%)が続いた。自分が断る場合に比べて、「あなたとは行く気がないとはっきり言う」の比率が高くなっている。アイシェアでは「相手の本音が分からないままでいるより、ハッキリ断られたほうが気がラクなのかもしれない」とコメントしている。
今まで言った、または言われた中で上手だと思った断り文句を聞くと、「ほかにもあなたと食事をしたいという女の子がいるけど、一緒に行っていい?」「『すまん。しかし、これで俺を仲間はずれにはしないでケロ』と先輩がおどけて断ってくれた時、うまいなあと笑って終わることができた」といった回答があった。
インターネットによる調査で、対象は20代〜40代の男女551人。調査期間は6月29日から7月2日。
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