今年の夏は“ゆる&節約”志向――1人当たりのレジャー予算は?
今年の夏休み、どんな計画を立てている人が多いのだろうか。かんぽ生命保険の調査によると「国内旅行(帰省を含む)」が最も多く、次いで「特にない」が続いた。ちなみに「海外旅行」と答えた人は1割を切り、夏休みの過ごし方も質素な傾向がうかがた。
今年の夏休み、すでに計画を立てている人はどのくらいいるのだろうか。かんぽ生命保険の調査によると、「国内旅行(帰省を含む)」が最も多く52.1%、次いで「特にない」(33.7%)であることが分かった。一方「海外旅行」と答えた人は8.8%にとどまるなど、「昨今の景気低迷のため、夏休みの過ごし方も質素な傾向がうかがえた」(かんぽ生命保険)としている。
年代別に見ると、特に40代と50代に「計画なし」と答えた人が多く、20代は「体力づくり」や「自己啓発」をするという人が目立った。
不況の影響を受け、夏のレジャー予算は昨年と比べ減っているのだろうか。53.5%の人は「変わらない」と答えた一方で、43.1%の人が「夏のレジャー費は減る」と回答した。「レジャー費が増える」という人は3.4%と、やはり不況の影響は受けているようだ。
インターネットによる調査で、20代〜50代の男女1000人が回答した。調査期間は6月25日から6月26日まで。
夏のレジャー予算はいくら?
夏のレジャー予算はどのくらいだろうか。金額を聞いたところ、1人当たりの平均予算は「3万8749円」だった。世代別に見て、最もレジャー費が高かったのは20代で「4万5873円」、逆に最も少なかったのは30代で「2万9613円」という結果に。
夏を乗り切るために、どのような体力づくりをしている人が多いのだろうか。「無理なく」(42.2%)と「毎日続けられるもの」(30.9%)を合わせると、7割を超えた。また22.2%の人が「お金をかけたくない」と節約志向がうかがえた。また日ごろ心掛けることとしては、37.6%が「規則正しい生活」、34.6%が「バランスのとれた食生活」、15.1%が「基礎体力づくり」を挙げ、「無理をしないシンプルで自然体の生活を志向している人が多いようだ」(かんぽ生命保険)
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