最も満足した航空会社は? ニホン勢が評価されたのはココ
2008年に海外旅行をした人は、どの航空会社に満足しているのだろうか。エイビーロード・リサーチ・センターの調査によると、日本勢は4位に「ANA」、6位に「日本航空」がランクインした。
あなたはどこの航空会社に満足していますか? エイビーロード・リサーチ・センターの調査によると、総合満足度で1位だったのは「シンガポール航空」、次いで「ヴァージン アトランティック航空」と、上位2社は昨年と変わらない結果となった。3位には、昨年7位だった「エバー航空」がランクインした。
シンガポール航空を選んだ理由として「子どもにオモチャをくれたり、食事のときにはお菓子をくれたりと気配りがあり、子どもも機嫌よく乗っていることができた」(30代の女性)といった声があった。このほかヴァージン アトランティック航空を選んだ人からは「清潔で丁寧なおもてなしサービスで、機内食からアメニティ、エンターテイメントまで居心地の良い航空会社だった」(30代の女性)などの意見があった。
ちなみにANAは昨年の4位と変わらず。日本航空は昨年13位だったが、6位に上昇。国内勢の航空会社が高く評価された点として、「客室乗務員の接客サービス」が挙げられる。接客サービスが2位だったANAは「質問などに対して、形式的ではなく、親身に対応してくれた」(50代以上の男性)、「娘が体調を崩したが、素早く対応してもらえた」(40代の男性)などの声があった。また3位だった日本航空には、「搭乗前から体調が悪かったが、複数の客室乗務員のきめ細やかな対応が良かった」(10代〜20代の男性)というコメントがあった。
「機内食」の項目で、低い評価の日本勢
日本の航空会社はどの点を評価されなかったのだろうか。ANA、日本航空ともに、ベスト10にランクインできなかったのは「機内食」だった。機内食の項目で1位だったのは「シンガポール航空」で、「ハネムーンカップル向けにホールケーキのサービスがあった」(30代の女性)、「アルコールもいろいろ選べ、特にシンガポールスリングを飲めたのは良かった」(30代の男性)という声も。
2位には「ヴァージン アトランティック航空」、3位に「カタール航空」が続いた。
インターネットによる調査で、18歳以上で2008年に海外に渡航した4000人が回答した。調査期間は5月22日から5月27日まで。
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