過去5年を振り返る――マンション購入理由と予算の推移
マンションの購入を検討している人は、どのくらいの予算を立てているのだろうか。過去5年の推移を見ると「4000万円未満」の予算層は減少傾向だが、「6000万円以上」は増加している。MAJOR7調べ。
「もっと広い住まいに住みたい」「通勤に便利な場所に住みたい」「賃貸より持ち家の方が得」――。マンション購入を検討している人に、その理由を聞いたところ、過去5年間常にこの3つが上位にランクインしていることが、不動産会社8社※が運営するポータルサイト「MAJOR7」の調査で明らかになった。
また「現在は金利が低く、買い時だから」「土地・住宅価格が安くなり、買い時だと思ったから」といった買い時感については、2007年まで大幅に低下を続けていたが、2008年は再び上昇した。
インターネットによる調査で、20歳以上の男女が回答した。調査時期は2004年〜2008年。
マンションの予算はいくら?
マンションを購入する際、お金をかけてもこだわりたいのはどんなことだろうか。過去5年間を振り返ると、「日照や採光が良いこと」「住みやすい間取りであること」「駅から近いこと」が常に上位にランクイン。また「セキュリティ」や「耐震性の高さ」なども上位に並んでいることから、安心や安全に対するこだわりを持つ人が多いようだ。
マンション購入に当たって、予算に変化はあったのだろうか。2004年と2008年では「4000万円未満」と回答した人が減少しているものの、5年間を振り返ると「4000万円〜6000万円」の割合は35%前後で安定している。一方「6000万円以上」という人は、2004年から増加傾向に。また「1億円以上」と答えた人も、変動幅は小さいながらも上昇している。
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