本日の注目銘柄
出遅れ感の強い銘柄に注目
J T(2914) 272200 ▼1900
ブラジルの葉タバコ購買・加工会社を買収する。同社は6月に英企業の葉タバコ購買・加工事業の買収などを発表済み。世界の葉タバコ生産量が減少するなか、原料の安定調達を進める。
日産自(7201) 598 △8
変速機大手と共同で燃費性能を1割高める次世代の無断変速機(CVT)を開発したと発表した。低速から高速まで様々な走行条件に対応し、最適なエンジン回転数を割り出して燃費性能を高める。日産は2010年以降、開発したCVTを採用した乗用車を市場に投入する方針。
パナソニック(6752) 1275 ▼1 、 パナ電工(6991) 872 △15
充電式の電動工具向けで世界最高水準の容量を持つリチウムイオン電池を共同開発した。パナソニック電工は9月に発売するドリルドライバー2機種に新電池を搭載。長寿命・高出力を売り物に、国内外で電動工具の販売拡大を目指す。
ヤマダ電(9831) 5900 △210 、 クレセゾン(8253) 1068 ▼27
全国のホテル・旅館や病院向けに、地上デジタル放送対応の薄型テレビの低料金レンタル事業を始める。宿泊施設や病院には現在150万台前後の地デジ未対応テレビがあるとみられ、入れ替え需要が高まると判断した。テレビはヤマダが仕入れ、クレディセゾンが買い取ってレンタルする。
シャープ(6753) 926 △22
中国で今年から本格的にスタートした第3世代(3G)携帯電話サービス向けの端末を発売する。日本メーカーで唯一中国の携帯電話市場に参入しているが、シェアは1%強に止まっており、3G向けに高機能端末を投入し、シェア拡大を図る。
大日印(7912) 1296 △18
グラビア印刷機でガラス板に色素を塗布し、有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルを生産する技術を確立した。主流のマスク蒸着方式に比べ、材料としての色素のコストを12分の1程度に減らせる。まずは文字などの可変情報を表示する電光表示パネルとしての活用を想定し、2010年春の実用化を目指す。
外国人売買動向(外資系10社ベース)
売り 2070万株
買い 2890万株
(金額ベースも買い越し)
清水洋介氏のプロフィール
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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