清潔な公共トイレが多くなっているとはいえ、「抵抗感がある」という人も多いだろう。公共の洋式トイレに座ることに、抵抗がある人はどのくらいいるのだろうか。
公共の洋式トイレに座ることに「抵抗感がある」という人は78.2%に達していることが、アイシェアの調査で分かった。また公共のトイレで「洋式は絶対に使用しない」という人は2.6%。年代別で見ると、抵抗感を示した人の割合は上の年代ほど多い傾向がうかがえた。
洋式トイレに「抵抗感がある」と答えた人に、公共トイレに洋式と和式がある場合どちらを使用しますか、と聞いたところ「洋式」が61.3%と多かった。男女別で見ると、女性では「洋式」の使用率は男性より9ポイント低いものの、性別・年代問わず洋式派が和式派を上回った。「洋式トイレに抵抗感を持ちつつも、和式トイレよりも使いやすいということかもしれない」(アイシェア)
公共の洋式トイレを利用する人は、トイレ内に便座シートがあれば使用しているのだろうか。「使用する」と回答した人は71.4%。使用率は洋式トイレへの抵抗感が強い人ほど高まる傾向がうかがえた。また便座ふきとりシートやスプレーなどがあった場合でも、75.2%の人は「使用する」と回答した。
公共のトイレで異性の清掃員を見かけたことがあるという人はどのくらいいるのだろうか。「ある」と回答人は67.1%。男女別に見ると、男性(86.5%)の遭遇率が高いものの、女性でも40.9%が「ある」と答えた。異性の清掃員を見かけたことがあるという人に、抵抗感を感じたかと聞くと、全体の41.2%は「抵抗を感じる」とした。
携帯電話を使った調査で、568人(男性57.4%、女性42.6%)が回答した。調査期間は7月8日〜13日まで。
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