トイレで用を足しているときの音が気になる人のため、擬音装置を備え付けている公共トイレも多い。また最近ではキーホルダー型で携帯できる擬音機も発売されているが(関連記事)、トイレで自分の排泄音が気になるという人はどのくらいいるのだろうか。
トイレで自分の排泄音が周りに聞こえたら「恥ずかしい」という人は30.8%、「少し恥ずかしい」(46.4%)を合わせると、“恥ずかしい”という人は77.2%に達していることが、アイシェアの調査で分かった。男女別に見ると、やはり女性は90.0%と多いが、男性でも67.6%が“恥ずかしい”と感じているようだ。
トイレの擬音装置を使用したことが「ある」という人は43.0%。男女別に見ると、女性は85.2%、男性は11.4%。また擬音装置が設置されていた場合の使用頻度を聞いたところ、「必ず使う」「必ずではないが頻繁に使う」「たまに使う」がいずれも3割台だった。
携帯用トイレ擬音機の魅力
携帯用の擬音機を使ってみたいという人はどのくらいいるのだろうか。携帯用の擬音機に「興味がある(「すでに持っている」「とても欲しい」「ちょっと欲しい」を含む」という人は25.4%。女性では36.2%で、男性の倍以上に。また、トイレで排泄音が周りに聞こえたら“恥ずかしい”とした人においては46.1%と、高い割合だった。
この携帯用の擬音機に「興味がある』人に、その魅力を聞いたところ「擬音装置が未設置のトイレでも安心できる」(77.2%)が最も多かった。次いで「キーホルダー型なので気軽に持ち運べる」(50.0%)、「公共の擬音装置に触れなくていい」(19.1%)という結果に。
携帯電話を使った調査で、男女535人が回答した。調査期間は8月17日から8月20日まで。
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