米クリスタル・クルーズは、南極に行けるツアー「エキストリーム・オーバーナイト・アドベンチャー」を発表した。
このツアーは、12月20日にアルゼンチンのブエノスアイレスを出発するクリスマス&ニューイヤー・クルーズのオプショナルツアーという位置づけ。このクルーズは豪華客船「クリスタル・シンフォニー」に19日間乗船するもので、19日間のうち3日間は、南極圏をセイリングする。
このクルーズに参加しているゲストの中からオプショナルツアーを希望する6名だけが、エキストリーム・オーバーナイト・アドベンチャーに参加、南極大陸に上陸できる。オプショナルツアーは2日間行われ、参加費用は9774ドル(約90万4200円)から。なお、クリスタル・シンフォニーのクルーズ代金は8995ドル(約83万1200円)からとなっている。
エキストリーム・オーバーナイト・アドベンチャーでは、南極キング・ジョージ島で零下の世界を体験。チリのエドアルド・フレイ基地やウルグアイのアルティガス基地を訪問したり、チリの南極研究施設で宿泊したりできる。また、ペンギンの繁殖地や氷河を見学したり、ハイキングでアザラシやオットセイを観察したり、2日間盛りだくさんの内容で南極での体験を楽しめる。
関連記事
- 南極越冬隊は何を食べているのか――南極越冬隊調理担当・篠原洋一さん(前編)
2008年12月25日、第50次日本南極地域観測隊が出発した。1年3カ月間という滞在期間中、南極越冬隊の胃袋を支えるのが、調理担当の篠原洋一さんだ。ここでは2回にわたり、彼らがどんな活動をし、どんなものを食べているのかを篠原さんに聞いていく。……ひょっとして、ペンギンを食べたりするのだろうか? - どうやって“南極料理人”になったのか――南極越冬隊調理担当・篠原洋一さん(後編)
南極観測隊の調理担当として、現在2度目の南極越冬中の篠原洋一さん。「南極観測隊」という言葉は知っていても、彼らが南極で何をしているのか、どうやったら隊員になれるのか、その詳細を知る人は少ない。インタビュー後編では、「南極に行く!」という夢を、篠原さんがどのようにかなえたのかを聞いていく。 - 「南極で氷山流しそうめん」を発案したのは、“あの人”の父だった
南極越冬隊調理担当・篠原さんのインタビューの中でも印象的だったのが「越冬隊では氷山での流しそうめんが毎年恒例になっている」という記述。この驚きの企画を考えだしたのは、あの有名タレントのお父上だったそうで……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.