マンガや映画に登場した、あのお菓子を食べてみる：男子スイーツ部（2/5 ページ）

ドラマやマンガに出てくるお菓子を見て、つい食べたくなったことはありませんか？　今回は、「東京」を舞台にしたユニークな世界観を持つマンガと映画を取り上げ、その中で登場したお菓子を紹介します。さて、どんなお菓子が食べられているのでしょうか。

[ter，男子スイーツ部]

3種類のあんぱんの味は……

　まずは定番のあんぱん2種を食べてみました。

まずは桜あんぱん（左）と小倉あんぱん（右）を食べてみる

　酒種使用のためか、いわゆるイーストで発酵させたパンと異なり、きめ細かく、すごく滑らかですね。「酒饅頭」と「パン」のいいとこどりのような味わいです。酒饅頭自体、「足が速い（味の劣化が早い）」食べ物のはずなのですが、この「あんぱん」もそうなんでしょうかね？　この「酒種あんぱん」を以前にも食べたことがあるのですが、それに比べ、格段に美味しく感じられました。

　なお、美味しかったのと、小ぶりなのもあって、それぞれ一口で食べてしまったので、中身の写真は撮れませんでした。

期間限定の小夏

　あんぱん3種のうち、最後に食べたのは期間限定の「小夏」です。これ、餡の中に夏みかんが練りこんであるのかと思って食べたのですが、中に入っていたのは夏みかんのマーマレードでした。柔らかめに煮たマーマレードに、きめ細かい酒種のパン生地が合わさって、これもとても美味しいですね。いい意味で予想を裏切られました。

　あと、木村屋に来たらやっぱりこれ。私の心の友「あんバター」も我慢できずについ買ってしまいました。

心の友、あんバター

　基本的には名前のとおり、あんぱん＋ホイップバターなのですが、こちらのあんバター、パン生地もソフトフランスになっており、他のあんぱんとは味わいもまったく異なります。 こちらも一口でぺろりと食べてしまいました。

　つい暴走して、作品中にまったく登場しないものまで紹介してしまいましたが、次ページは、きちんと作品中に登場したもう1つのお菓子を紹介します。