アウディ ジャパンは9月30日に、高級SUV(Sport utility vehicle:スポーツ用多目的車)「新型アウディ Q7」を販売すると発表した。
新型Q7はエンジンの改良と新機構の採用により、280馬力のV型6気筒3.6リッターエンジンの燃費は1リットル当たり7.6キロ(従来比7%向上)、また350馬力のV型8気筒4.2リッターは7.1キロ(同7.5%向上)と、いずれも燃費を向上させた。またブレーキを踏んだときや一定速度での走行時に運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、変換された電力をバッテリーに蓄えることで、燃費効率を高めた。
価格は3.6FSIクワトロが740万円、4.2FSIクワトロが970万円。メインターゲットをファミリー層に置き、年内に120台、来年は380台の販売を見込んでいる。
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