台風直撃で会社員の6割、「通勤時間がいつもの2倍以上かかった」
10月8日朝、首都圏を襲った台風18号。朝の通勤ラッシュを直撃した形になったが、会社員の6割は通勤時間がいつもの2倍以上かかったようだ。マクロミル調べ。
10月8日朝、首都圏を襲った台風18号。朝の通勤ラッシュを直撃した形になったが、会社員の通勤にはどのような影響が出たのだろうか。
マクロミルの調査によると、1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)の公共交通機関で通勤している会社員に「10月8日の通勤にどれくらい時間がかかりましたか?」と尋ねたところ、「いつもの2倍」(40.0%)、「いつもの3倍」(13.5%)、「いつもの4倍」(4.1%)、「4倍以上」(2.4%)と6割の人が2倍以上の時間かかったことが分かった。
普段より通勤時間がかかった人に「電車が遅延・運休になった際にとった行動」を聞くと、トップは「ほかの路線やバスなど乗り換えを繰り返して出勤した」で49.7%。以下、「運行開始を駅でひたすら待った」(25.9%)、「あきらめて、喫茶店に行くなどゆっくり過ごした」(7.5%)、「タクシーなど別の交通手段で出勤した」(4.8%)が続いた。
通勤時のエピソードとしては、「一番遅い人が4時に出社して驚いた」(32歳男性)、「電車の中に1.5時間閉じ込められた(いつもは10分の距離)」(58歳男性)、「思ったより早く台風が過ぎてしまったのに、いつまでも電車が止まっていたのに驚いた」(41歳女性)、「インターネットも電話もつながらず、情報が得られなかった。台風の影響だから仕方ないが、(伝える側には)情報を開示する方法を考えてほしい」(54歳女性)などが挙がった。
インターネットによる調査で、対象は1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)の公共交通機関で通勤している会社員300人。調査期間は10月8日と9日。
関連記事
- 台風18号情報もTwitterで集める!? 最近の台風情報事情
「非常に強い」という台風18号が近づいている。一般的な天気予報サイトでも構わないが、もうちょっと“緊迫感”のある感じで情報に接することはできないだろうか。 - どうなる、こうなる首都圏の鉄道網――(1)横浜エリア編
日暮里舎人ライナーやグリーンライン、地下鉄副都心線が開業した2008年の首都圏はちょっとした“鉄道開業ブーム”だった。しかし、新線はこれで終わりではない。本記事では5回に分けて、首都圏の鉄道開発計画を紹介していく。 - 2008年版――梅雨に役立つ「雨対策」記事、集めました
いよいよ梅雨入り。天気予報が気になる季節だ。雨が降れば傘を持ち歩く必要があるし、電車も混むから早めに出勤したいし――。今回は、雨対策に役立つような記事を集めた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.