社内恋愛の経験者は57.0%――恋をするメリットとデメリット
現在勤めている会社に、社内恋愛に対する規定はあるのだろうか。イーキャリアの調査によると、「規則で禁止されており、罰則がある」(2.3%)や「表向きには禁止しているが、黙認している」(12.3%)など、社内恋愛を厳しく取り締まっている企業もあるようだ。
社内恋愛をしたことがあるという人はどのくらいいるのだろうか。20〜39歳の女性(有職者)に聞いたところ、57.0%が「社内恋愛(片思いの恋愛も含む)の経験がある」と回答していることが、転職サイト「イーキャリア」の調査で分かった。社内恋愛経験者(400人)に、現在の社内恋愛の状況を聞いたところ「現在、社内恋愛をしている」という人は29.8%、「社内恋愛をしていない」が59.6%、「社内恋愛が発展し、結婚している」が10.8%という結果に。
出会いのきっかけを聞いたところ「自分または相手が入社して、部署が一緒になって」(49.5%)、「自分または相手の部署異動で、部署が一緒になって」(21.5%)と、入社や人事異動が出会いのきっかけになるケースが7割を占めた。また恋愛に発展した理由として、68.5%の人が「同じ仕事に携わる中で、相手の人柄や人間性がよく分かったから」と答えた。
インターネットによる調査で、社内恋愛の経験がある女性(有職者)400人が回答した。調査期間は10月9日から10月13日まで。
社内恋愛のメリットとデメリット
社内恋愛のメリットまたはデメリットとして、どのようなことが挙げられるだろうか。メリットについては「職場での出来事や仕事の達成感、辛さなどが共有できる」(60.8%)が最も多く、次いで「相手がいるから、会社に行くのが楽しい」(58.8%)、「残業や仕事の付き合いなどに対する理解が得られる」(38.8%)と続いた。一方、デメリットについては「ケンカをした際など、会いたくないときも顔を合わさなければならない」(52.3%)がトップ。このほか「うまくいかなかったり、別れた際その後気まずく、仕事に集中できなくなる」(48.3%)、「周囲にバレないようにするのが大変」(40.3%)という結果に。
現在勤めている会社に、社内恋愛に対する規定はあるのだろうか。「特に促進するような制度はないが、表向きも実態も認めている」が79.0%、「社内恋愛は推奨されており、促進する制度がある」は0.8%。また「規則で禁止されており、罰則がある」(2.3%)や「表向きには禁止しているが、黙認している」(12.3%)など、社内恋愛を厳しく取り締まっている企業もあるようだ。
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