本日の注目銘柄
「アジア内需関連銘柄」を中心に物色か
三菱電(6503) 616 ▼10
中国で上下水道向けの水処理装置を受注した。水中にオゾンを発生させ、下水の殺菌や脱臭を行う。水資源の汚染が深刻化する中国で環境関連需要の取り込みを進める。
NTTドコモ(9437) 130400 △300
インドで展開する携帯電話サービスの商品を取り扱う専売店網を構築する。割り安な料金体系が人気を集めて加入者が急増しており、新規顧客の獲得やアフターサービスの拠点となる専売店網を調え攻勢をかける。
シャープ(6753) 1009 △ 8 、 ソニー(6758) 2530 ▼20
シャープはソニーに液晶テレビの基幹部品で画面を背後から照らす発光ダイオード(LED)バックライトを供給する。現在主流の蛍光灯型に比べ画質や省エネ性能が向上する。
大日印(7912) 1095 ▼4
「マイクロSD」規格のICカードを開発した。小指のつめ程度の大きさのカードにクレジット機能や電子マネー、社員証などの多様な機能搭載でき、マイクロSDカードにい対応した携帯電話機やパソコンで、ICカード専用の読み取り機を使わずに利用できる。
三城HD(7455) 688 ▼32 、 愛 眼(9854) 508 ▼8
両社はそれぞれ、中国事業を強化する。三城HDは家族向けや若者向けの新型店を本格展開し、2014年までに店舗数を現在の約3倍の400店に拡大する。現在中国に17店舗を展開する業界4位の愛眼は今後FC(フランチャイズ)方式での出店を加速、5年後を目処に50店舗に増やす予定。業界3位のメガネスーパー(3318)も今後2〜3年以内に中国に進出する。
オンキヨー(6729) 115 ▼10
米インテルとAV(音響・映像)機器に搭載する主要部品の開発で提携する。インテルのパソコン用半導体を使って家庭用オーディオ機器などに搭載するマザーボードを開発。製品のコスト低減や機能向上につなげる。
清水洋介氏のプロフィール
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.