“部下が上司に聞きたい話”と“上司が部下に話す内容”はなぜズレる
あなたは平日に誰と飲みに行くことが多いですか? 20〜30代のビジネスパーソンに聞いたところ「同じ部署の同僚」が最も多く、次いで「社会人になってからの友人」「同じ部署の上司」と続いた。
あなたは平日に誰と飲みに行くことが多いですか? 20〜30代のビジネスパーソンに聞いたところ「同じ部署の同僚」(44%)が最も多く、次いで「社会人になってからの友人」(26%)、「同じ部署の上司」(23%)であることが、リクルートエージェントの調査で分かった。また一緒に飲みに行くのが嫌な相手を聞いたところ「自社の経営幹部」(50%)がトップ、以下「同じ部署の上司」(35%)、「社外の取引先」(26%)と続いた。
この結果について、リクルートエージェントは「平日の“アフター5”は同じ部署の同僚や友人と一緒に飲む機会が多く、気心が知れた者同士が職場の延長線上として“飲みニケーション”を行っている様子がうかがえる。一方、気疲れしやすいからなのか、経営幹部や自部署の上司、取引先などとは行きたくないという結果となった」としている。
インターネットによる調査で、20〜30代の男女1403人が回答した。調査期間11月27日から11月30日まで。
部下が上司から聞きたい話
非管理職(課長補佐・代理以下)の人は飲みに行ったとき、上司からどんな話を聞いてみたいと考えているのだろうか。最も多かったのは「世間話」で51%、次いで「自分の仕事に対するアドバイス・部下の仕事に対するアドバイス」(34%)、「上司の仕事に対する考え方、将来の夢」「自身の仕事に対する考え方、将来の夢」「会社の方向性・今後の事業戦略など」(それぞれ30%)となった。
一方、管理職(課長以上)の人に部下によくする話を聞いたところ「世間話」(31%)がトップ。以下「自分の家族・趣味などプライベートな話」「上司の家族・趣味などプライベートな話」(いずれも23%)、「自分の仕事に対するアドバイス・部下の仕事に対するアドバイス」(20%)と続いた。「せっかく上司と飲む機会なので、自分より高い視点から見た仕事観を学びたいと思っている部下が多いのにもかかわらず、上司がよくする話は仕事から離れた話題が多いようだ」(リクルートエージェント)
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