ボーナスの支給日と会社を辞める日の関係
会社を辞めるタイミングを検討する際、ボーナスの支給日を考慮する人はどのくらいいるのだろうか。イーキャリアの調査によると、約7割の人は「ボーナスの支給日を考慮する」と回答した。
会社を辞めるタイミングを検討する際、ボーナスの支給日を考慮する人はどのくらいいるのだろうか。イーキャリアの調査によると、72.8%の人は「ボーナスの支給日を考慮する」と回答していることが分かった。具体的な日程を聞いたところ、「ボーナス支給月の1カ月後」が最も多く40.2%。このほか「ボーナス支給月」(22.0%)、「ボーナス支給月の2カ月後」(17.9%)、「ボーナス支給月の3カ月後」(12.7%)という結果に。ボーナス支給月の3カ月以内に退職を検討している人は多いようだ。
職業別に見てみると、「営業職」の50.0%の人は「ボーナス支給月の1カ月後」と回答。「販売・サービス職」では「ボーナス支給月の2カ月後」が27.3%、「SE・IT関連・エンジニア職」では「ボーナス支給月」が35.2%と、それぞれほかの職業よりも高くなっている。
また退職時期として、その時期を選んだ理由を聞いたところ「ボーナスをもらったら、すぐに辞めたいから」(41.2%)が最も多かった。このほか「ボーナスをもらってすぐに辞めるのは気がひけるから」(38.8%)、「転職活動にお金がかかるから」(29.2%)、「転職先のボーナスに影響するから」(7.6%)と続いた。
職業別に見てみると、「ボーナスをもらってすぐに辞めるのは気がひけるから」と答えたのは「営業職」(50.0%)と「販売・サービス業」(45.5%)が目立った。「ボーナスをもらったらすぐに辞めたいから」は「SE・IT関連・エンジニア職」(55.6%)が多かった。
インターネットによる調査で、転職を考えている25〜39歳のビジネスパーソン400人が回答した。調査期間は12月11日から12月14日まで。
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