年収750万円以上の人に聞く、オススメの会社はどこ?
現在就職活動中の大学にオススメの就職先はどこですか? 年収750万円以上の人に聞いたところ「三菱商事」がトップだった。ビズリーチ調べ。
現在就職活動中の大学生にオススメの就職先はどこですか? 年収750万円以上の人に聞いたところ「三菱商事」がトップ、次いで「トヨタ自動車」「リクルート」「グーグル」「ファーストリテイリング」であることが、ビズリーチの調査で分かった。
この結果を受け、ビズリーチでは3つのポイントを挙げている。1つめは「若いうちから即戦力として活躍できる企業が上位に並んでいる」ことだ。「上位企業の多くは起業家として、また他企業へ転職してビジネス界で活躍しているOBが目立つ。これは終身雇用の崩壊に伴い、即戦力として、外の世界でも通用するビジネス力を身につけさせてくれる企業の重要性が表れた」(ビズリーチ)としている。
2つめは「グローバル企業に人気が集まった」ことを挙げている。「市場経済のグローバル化により、世界で通用する企業に人気が集まった。同時に会社だけではなく、グローバルな人材への要望が強まっていることが示唆された」(同)。3つめは「外資企業が上位にランクインされていること」。「若いうちから専門職として人材を扱う外資系企業や人材育成に定評のあるリクルートなども上位に。専門性を身につけることがキャリアの形成のために重要であることが分かった」(同)。
就職活動中の大学生に対し、どのような働き方をオススメしますか? この質問に対し、最も多かったのは「複数の会社に勤め、専門家や管理的な地位になっていく」(57%)がトップ。このほか「最初は会社に勤め、後に独立して仕事をする」(24%)、「1つの会社に勤め、専門家や管理的な地位になっていく」(17%)という結果に。
ビズリーチの南壮一郎社長は「『今の学生は大手安定志向である』と言われていますが、終身雇用制度は既に崩壊している。本質的な安定を求めるならば、企業としての将来性や、専門性の高いスキルが身につく企業を選んでほしい」としている。
求人サイト「ビズリーチ」の会員911人(平均年収1228万円)が回答した。調査期間は1月7日から1月14日まで。
関連記事
- ここでは働きたくないなあ……と大学生が思う業界
あなたはどこの業界で働きたいですか? 2011年3月卒業予定の大学生に聞いたところ「商社」がトップ、次いで「銀行」「食品」と続いた。日経HR調べ。 - 「会社を辞めたい」と感じているのは、どの業種で働いている人?
あなたはいまの会社で働いていることに、誇りを感じていますか? 「誇りに感じている」と「誇りに感じていない」という人はほぼ同じという結果に。業種別で見てみると、誇りに感じているのは「電力・ガス・水道」で働いている人が多かった。ネットマイル調べ。 - 5分で分かる正しい会社の辞め方
「早くこの会社を辞めたい」と思っていたビジネスパーソンにとって、転職先が決まればついつい“うかれがち”になるもの。しかし、退職の意思を伝える順番など、転職の際に注意すべきことは意外と多い。その注意すべき点とは……?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.