本日の注目銘柄
好決算で売られ過ぎ銘柄の反発に期待
日電工(5563)
リチウムイオン電池材料を量産する。成長分野の電気自動車やハイブリッド車向けに今春から出荷を始め、収益源に育てる。
ブリヂストン(5108)
インドの現地法人が2011年上期からトラック・バス用タイヤの生産を始める。インドでは経済成長が進み、高速道路網整備が進んでおり、耐久性や安定性などに優れる「ラジアルタイヤ」を現地生産する。
村田製(6981)
コンデンサーの大容量品に参入する。これまで小容量品の携帯電話向けの比率が高かったが、収益源を多様化するために、パソコンやデジタル家電などに使われる大容量品の比率を高める。
三井物(8031)
台湾のEMS(電子機器の受託製造サービス)大手に出資する。同社にとってEMS事業への本格参入で、電子部品の販売や日本の電機メーカーからの生産受託の拡大を目指す。
ニコン(7731)
中国の液晶パネルメーカーから大型の液晶パネルの製造装置を受注した。中国の液晶テレビ市場は急拡大しており、近く世界最大の市場になると見られ、内外の液晶パネルメーカーが最先端の大型パネル製造を相次いで計画していることに対応し、中国市場に本格参入する。
NTTドコモ(9437)
米アップル社の新型情報端末「iPAD(アイパッド)」の日本での発売に合わせ、「SIMカード」単体での販売を検討している。大手通信会社がSIMカードを単体で販売するのは初めてで、アイパッド利用者の通信需要の取り込みを狙う。今後、海外で一般的なように、通信会社と携帯端末を利用者が自由に選ぶことができるきっかけになる可能性もある。(読売)
外国人売買動向(外資系10社ベース)
差し引き 1020万株売り越し
清水洋介氏のプロフィール
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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