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コラム

世界でいちばん気持ちいい? タイ古式マッサージを体験する(1/5 ページ)

最近肩こりがひど過ぎて、吐き気までする始末。そんな筆者が勧められたのが「タイ古式マッサージ」。ところが「痛い、怖いやつでしょ?」という人と「世界一気持ちいい」という人と評価が真っ二つ。果たして真実はどちら? 実際に“揉まれて”きました。

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 どうも最近、肩こりがひどい。なぜだろう……?

 日常生活を振り返れば当然だ。家と会社ではエンドレスでPCとにらめっこ、通勤電車の中では携帯を操作しっぱなし。目はショボショボになるし、首や肩はガチガチに凝る。肩甲骨の内側あたりを押せば、グリグリッと不気味な音が響く始末。肩こりが高じて、吐き気がすることもある。20代の頃より、明らかに肩こりがひどくなっている。

 ここまでいかなくても「どうも肩や首が慢性的に痛い」「首をコキッコキッとやる頻度が最近増えた」という人は、この記事を読んでいる人の中にも多いのではないだろうか。それは体が悲鳴をあげて“いたわってほしい”というサインを出しているのだと思った方がいい。

 ズッシリたまった疲れを取りたい。クイックマッサージや整体、カイロ、指圧などいろいろ試したけれど、効いたのか効いてないのかいまひとつよく分からない――そう愚痴っていたら、あるライターさんから勧められたのがタイ古式マッサージだ。「体がすごくラクになるし、リラックスできますよ」とのこと。

タイ古式マッサージって痛いの?

 実は筆者、「ラクになる」はともかく「リラックスできる」と聞いても、いまいちピンと来ていなかった。というのは、タイ式マッサージには“痛そう”というイメージがあったからだ。まあ、下の絵を見てほしい。


 これは「コブラポジション」。尻の上に礼儀正しく正座するおばさんは、肩をねじ上げているように見える。


 こちら、サイドポジションからのさば折り(?)。首と足首を固められ、おばさんのひざが腰の急所に食い込んでいる。これ、痛くないんだろうか……。


 アクロバティックというか、プロレスの関節技みたいというか。特に体が柔らかいわけでもないのに、こんな技を次から次にかけられたら、リラックスどころか痛くて絶叫してしまいそうである。

 とはいえ、イラストを見てビビっていても仕方ない。果たしてタイ古式マッサージは痛いのか気持ちいいのか。本当にリラックスできるのか?――やや半信半疑なまま、筆者は実際に施術を受けてみることにした。

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