本日の注目銘柄
引き続きハイテク銘柄に期待
国際帝石(1605) 653000 ▼4000 、 伊藤忠(8001) 759 ▼6
アゼルバイジャン領カスピ海海域で大規模な油田の追加開発に参加する。2013年の生産開始を予定しており、生産量の大幅増が見込めることになり、両社の資源ビジネス拡大につながりそうだ。
日電産(6594) 9040 ▼40
自動車や家電用モーターの出荷台数を大幅に増やす。車載用の主力製品である電動パワーステアリング用モーターを2013年度に2008年度比4倍に増やすなど、欧米や中国で省エネ性能に優れた高効率モーターの需要が増加しているのに対応する。
イオン(8267) 926 ▼6 、 CFS(8229) 441 ▼17
イオンはCFSの出資比率を33%から51%に引き上げ、子会社化する。医薬品の販売競争は激化しており、イオンはCFSをドラッグ事業の中核会社に位置付け、連携を強化する。
イエローハット(9882) 614 ▼12 、 オートバクス(9832) 2755 △10
カー用品大手が相次ぎ新興国市場に参入する。イエローハットはサウジアラビアにフランチャイズチェーン(FC)店を開業、クウェートへの出店も計画、オートバックスセブンは中国に直営店を開き、FC展開もにらむ。自動車需要が旺盛な新興国ではカー用品市場も拡大する見通しで早期の進出で多店舗展開に備える。
サンケン電(6707) 314 ▼6
2011年春を目処に、米子会社の半導体生産能力を現在の1.7倍に増強する。米子会社は新興国や欧州での需要増でフル生産が続いており、能力増強とあわせてセンタ印設備への切り替えも急ぐ。
丸 紅(8002) 556 ▼4
低品位炭に対応する火力発電所のEPC(設計・調達・建設)事業を拡大する。無煙炭などの低品位炭は安定燃焼が困難だが、新興国の経済発展に伴う石炭需要の増加で、今後は火力発電所などの利用が増えると見られている。高い技術力が必要な低品位炭用の発電所をアジアで積極的に提案し、受注拡大につなげる。
外国人売買動向(外資系10社ベース)
売り 1240万株
買い 1620万株
(金額ベースも買い越し)
清水洋介氏のプロフィール
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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