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若い人の間で“テレビ離れ”が進んでいるのかもしれない(1/2 ページ)

あなたがよく見るテレビのジャンルは何ですか? 最も多かったのは「ニュース・報道」、次いで「ドラマ」「映画」と続いた。ただ年代別で見てみると、テレビの楽しみ方に違いが見られた。NTTコミュニケーションズ調べ。

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 あなたがよく見るテレビのジャンルは何ですか? NTTコミュニケーションズの調査によると「ニュース・報道」(67.2%)という人が最も多く、次いで「ドラマ」(55.8%)、「映画」(51.2%)であることが分かった。「ニュース・報道」と答えた人を年代別で見てみると、20〜30代で視聴しているのは半数ほどだったが、60代以上では8割以上。「若い世代の中には、PCや携帯電話のニュースサイトなど、テレビ以外の情報源で日常的にニュースをチェックしている人が増えているのかもしれない」(NTTコミュニケーションズ)という。


(出典:NTTコミュニケーションズ)

 視聴しているジャンルを年代に見てみると、40〜50代の人は「ドラマ」と答えた人が、ほかの年代より多かった。「1985年〜1993年ごろのトレンディドラマ全盛期に20〜30代を過ごした人たちはドラマ好きが多く、ドラマを見る習慣が付いているのかもしれない」(NTTコミュニケーションズ)。一方、いまの20〜30代は「お笑い番組」や「アニメ・特撮」を見るという人が目立った。

 また若い人でテレビを見ないという人が、増えてきていることも明らかに。「ほとんどテレビは見ない」という人の割合は、若い世代ほど多くなる傾向があり、70代以上の3.1%に対し、20代以下では14.7%。「録画しておいて時間のあるときに見る」という割合も、20代以下では17.3%。30代(25.4%)や40代(23.9%)と比べても、録画をしてテレビを見るという人も少ないようだ。「若年齢層のテレビ離れが進んでいることが予想される。インターネットや携帯電話など、テレビ以外のメディアの普及が要因としてあるのでは」(NTTコミュニケーションズ)としている。

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