調査リポート
しょうゆを選ぶ際のポイント、暮らし方によって違い(2/2 ページ)
あなたはどんなときにしょうゆが恋しくなりますか? ヤマサ醤油の調査によると、「お刺身や焼き魚など魚料理を食べているとき」と答えた人が最も多く、次いで「甘いものを食べたとき」と続いた。
一方、「しょうゆの酸化を知っている」(68.5%)と答えた人の中でも、「しょうゆの酸化を防ぐために何か工夫していることはありますか」の質問に対し、82.1%の人が「していない」と回答した。しょうゆの酸化を意識しながらも、何も対策はとられていない状況であることがうかがえた。
酸化への対策として、しょうゆソムリエの高橋万太郎氏はこのようにコメントした。「空気との接触面積を少なくすることと、保管温度を低くすることによって酸化の進行を遅らせることができるので、開封後は冷蔵庫で保存した方がいい。また小さな瓶などに小分けし、しょうゆを満杯近くまで入れておくと、容器内の空気量が少なくなるので効果がある。ただ、あくまで酸化の進行を遅らせる効果であって、酸化を完全に止められるわけではない。開封後は1カ月を目安に使い切り、その期間に使い切れなかったものに関しては、煮物など熱を通す調理に使うのはどうだろうか」
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