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ミラノサローネ2010「ロッサーナ・オルランディ」(4/4 ページ)
ミラノサローネ2010レポート。期間中にはさまざまなイベントが開かれる。ブランドやデザイナー、コンセプトが立つものがある一方、会場の雰囲気に人気が集まることもある。中でもここ数年、注目されているのが「スパツィオ・ロッサーナ・オルランディ」だ。
ちなみにこの「ロッサーナ・オルランディ」は、カドルナ駅に近いマジェンタ地区に2002年にオープンした。古い建物を改装し、家具やアート、ファッションのギャラリーとして、一部はショップやレストランになっている。
そう聞くと日本ではショッピングモールのような場所を想像してしまうだろうが、実際はとてもプライベートでこじんまりとした隠れ家的な場所で、ロッサーナ氏の「心」に入り込むような、緊張感さえ漂う。
かつて「スーパースタジオ」(トルトーナ地区の工場建物群)も、1つの展示会場に過ぎなかった。廃墟のような雰囲気を生かしたモダンな展示が注目され、いまや周辺エリアは、さまざまな施設が建ち並び、デザインエリアとして盛り上がりを見せる。
また「ディエチ・コルソコモ」などのカリスマショップも、長く展示の見せ場である。ミラノのデザインイベントではそんな「街力」も目の当たりにできるのだ。
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