東京都は6月14日、都内の1000労働組合を対象に夏のボーナス状況を調査し、その中間結果を発表した。すでに妥結している349組合の平均妥結額は71万1732円で、平均賃金(32万1761円、37.7歳)の2.21カ月分に相当する。同一労組の前年妥結額と比較すると、金額で1万8857円、2.72%の増加となった。
産業別・業種別妥結金額を対前年比で見てみると、前年の実績を上回ったのは「宿泊業、飲食サービス業」(20.52%増)「卸売・小売業」(11.33%増)、「情報通信機械器具製造業」(10.81%増)など。一方、下回ったのは「電子部品・デバイス・電子回路製造業」(マイナス20.33%)、「建設業」(マイナス13.85%)、「その他運輸」(マイナス12.68%)などが目立った。
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