朝と晩で違いますか? 知っておきたいニュース
毎日メディアが発信するニュースのうち、朝と夜でそれぞれ知りたい情報は何だろうか。朝、知っておきたいニュースがあるという人にその内容を聞いたところ、「天気予報」と答えた人が最も多く、次いで「政治」「経済」だった。アイシェア調べ。
毎日メディアが発信するニュースのうち、朝と夜でそれぞれ知りたい情報は何だろうか。朝、知っておきたいニュースがあるという人にその内容を聞いたところ、「天気予報」(88.0%)が断トツ、次いで「政治」(58.7%)、「経済」(58.3%)、「芸能・エンタメ」(26.9%)であることが、アイシェアの調査で分かった。男女別で見てみると、男性は「経済」(66.7%)や「政治」(62.7%)の関心が高く、女性は男性に比べ「天気予報」(94.6%)や「芸能・エンタメ」(36.2%)と答えた人が目立った。
朝にそれらのニュースを知りたい理由を尋ねると「職場や学校での話題になる」という声のほか、「その日の行動が決まるから」「洗濯や外出、服装を決める」など、「その日1日の活動方針を決める手がかりとして情報を得ている様子がうかがえた」(アイシェア)。
夜に知っておきたいニュース
夜に知っておきたいニュースは何だろうか。「天気予報」(70.3%)と答えた人が最も多く、以下「政治」(68.3%)、「経済」(62.6%)、「全国」(40.7%)、「スポーツ」(39.0%)と続いた。女性は朝と同様「天気予報」(82.8%)のほか「全国」(45.7%)と答えた人が多く、男性は「政治」(73.1%)、「経済」(71.5%)、「IT・テクノロジー」(42.3%)の割合が高かった。
夜にそれらのニュースを知りたい理由を聞いたところ「今日何が起こったのか知っておきたい」「朝の情報がどう変化したのか知りたい」「家族との話題に」などの声が多く、「自分自身の興味やプライベートでの話題づくりといった要素が加わるようだ」(アイシェア)。
ちなみにニュースの主な入手方法は、朝晩とも「テレビ」(朝51.9%、夜52.8%)がトップ。2位は「インターネット」(朝33.2%、夜43.9%)、3位は「新聞」だが、朝で9.2%、夜では2.4%と1割に満たなかった。
インターネットによる調査で、20〜40代の男女477人が回答した。調査期間は5月27日から6月1日まで。
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