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インタビュー:ピーター・マリゴールド「ポスト・フォッシル」(2/2 ページ)

東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「ポスト・フォッシル:未来のデザイン発掘」展連動企画、リレーインタビュー。参加作家のピーター・マリゴールド氏に聞く。

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 「スプリット・ボックス」の製作実演を行ったピーター・マリゴールド氏。木工用ボンドを木材にラフに絞り出し、手際良く箱を作って行くさまは、まるでサンドイッチを作るかのように、軽やかで楽しげに見える。「作っている途中で仕上がりが分かってくる」と即興的に製作にのぞむマリゴールド氏の実演風景を、連続写真で紹介。

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箱根から取り寄せたヒノキを使って「スプリット・ボックス」をその場で組み立てた。隅をタッカーでラフに留めていく。
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箱の4隅には、1本の木を縦に4分割したパーツを配置している。
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余った板を、まるでパンをカットするようにサクサクと切る。
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ほんの数分で出来上がり! アトリエでは、2人のアシスタントとスピードを競いながら作っているという。

Peter Marigold(ピーター・マリゴールド)

デザイナー。1974年生まれ。イギリスを活動拠点とする。家具の彫刻的な可能性に関心を持ち、形態と素材にさまざまな角度からアプローチしながら、自らの経験を反映させる独自性豊かな新しい機能的解決策を追求している。スタジオから出現する各作品を活動のパリンセプト(書き直しや上書きができる古代の羊皮紙)のようにするために、最も基本的状態にある素材にダイレクトに取り組んでいる。


撮影:永留新野

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