2010年7〜8月に公開される邦画で、どの作品が注目されているのだろうか。映画館で見たい作品があるという人に、具体的なタイトルを聞いたところ『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!(以下「踊る大捜査線 THE MOVIE3」)』(25.5%)がトップであることが、アイシェアの調査で分かった。次いで『借りぐらしのアリエッティ』(10.0%)、『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール幻影の覇者 ゾロアーク』(2.9%)、『恐怖』(1.5%)、『カラフル』(1.3%)と続いた。『踊る大捜査線 THE MOVIE3』は男女・年代別を問わず1位となり、今夏最も関心の高い作品になりそうだ。
今夏の邦画を、映画館で観たいと思った理由を聞いたところ、一番人気の『踊る大捜査線 THE MOVIE3』は「面白そうだから」「ドラマから好きだから」「シリーズ前作が面白かったから」という声が多かった。また『借りぐらしのアリエッティ』は「スタジオジブリ作品が好きだから」「子どもがスタジオジブリの作品が好きだから」などの理由が目立った。
さらに今夏の邦画を誰と見に行きたいか尋ねたところ、「配偶者・恋人」(37.3%)と答えた人が最も多かった。このほか「友人」(23.4%)、「家族(配偶者を除く)」(19.7%)」、「1人」(18.4%)という結果に。男女別で見てみると、男性は「配偶者・恋人」(44.9%)、「1人」(21.2%)が、女性では「友人」(31.0%)、「配偶者・恋人」(30.2%)だった。年代別で見ても「配偶者・恋人」が1位だったが、40代では「家族(配偶者以外)」(28.4%)が3割に迫っており、2割に満たない他の年代に比べて目を引く結果になった。
インターネットによる調査で、20〜40代の男女478人が回答した。調査期間は6月21日から6月24日まで。
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