6月11日に開幕したサッカーW杯南アフリカ大会も、残るは決勝戦と3位決定戦のみ。日本では代表チームがベスト16に進出したことで大きく盛り上がったが、大会前の盛り上がりは各国でどのように異なっていたのだろうか。
ニールセン・カンパニーの調査によると、2010年3月に世界55カ国のネットユーザーに「サッカーW杯南アフリカ大会に関心がありますか?」と尋ねたところ、「関心がある」の割合の世界平均は51%だった。
国別に見ると、最も「関心がある」の割合が高かったのは「ブラジル」で84%。以下、「アルゼンチン」が83%、「韓国」が76%、「イタリア」が75%、「ポルトガル」が75%、「メキシコ」が74%、「ベネズエラ」が73%で続いた。特に中南米諸国の関心が高かったようだ。
一方、最も低かったのは「米国」で18%。日本も26%で世界52位と、それほど事前の関心度は高くなかったようだ。
サッカーW杯南アフリカ大会では、決勝戦にオランダとスペインが進出したが、両国の優勝を予想した人はどのくらいいるのだろうか。2010年3月の調査では、優勝国を予想してもらったところ、トップは「ブラジル」で34%だった。以下、「ドイツ」が9%、「アルゼンチン」が9%、「米国」が9%、「英国」が9%で続いた。「スペイン」を挙げた人は8%、「オランダ」を挙げた人はわずか1%で、決勝戦は多くの人にとって意外な組み合わせとなったようだ。
インターネットによる調査で、対象はアジア太平洋、欧州、中南米、中東、北米など世界55カ国のインターネットユーザー2万7000人以上。調査時期は2010年3月。
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