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タグ・ホイヤー×テスラ・ロードスター、世界を巡る先駆者たち(2/2 ページ)

スイスのウオッチメーカー、タグ・ホイヤーは創業150周年を記念して、電気自動車界のスーパーカーといわれるテスラ・ロードスターとのコラボレーションを実現。先日、東京・六本木の東京ミッドタウンで公開された。

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 今回披露されたテスラ・ロードスターは、内装に特別な仕掛けが施されている。テスラのチーフデザイナー、フランツ・フォン・ホルツハウゼンが手掛けたデザインには、タグ・ホイヤーのアバンギャルドなデザイン要素が盛り込まれ、バーゼルで披露されたコンセプトウォッチを収めるリムーバブルコンソールを装備。また1/5秒まで計測する限定モデルのストップウオッチも搭載されている。

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 エキシビジョンの注目の的となったのは、コンセプトウオッチ「ペンデュラム」だ。世界初のヘアスプリングを使用しない機械式ムーブメントを搭載したモデル。機械式時計には欠かせないヘアスプリングの代わりに、磁石を利用した“目に見えない”仮想スプリングを使うことによって、究極の精度を極めるというもの。

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 「この小さななかに、時間を刻む宇宙が入っているかのようですね。驚きです。でも150年間誰も生み出すことのできなかったアイデアを、見つけ出す原動力はどこからやってくるのでしょう?」

 ゲスト・アンバサダーの杏さんが尋ねると、タグ・ホイヤーCEOジャン・クリストフ・ババン氏は答えた。

 「それは人間の心臓を開発するような、緻密さと忍耐が求められる試練です。でも私たちはそれを乗り越えなければならない、乗り越えられると信じて革新を続けてきたのです」

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