20〜34歳の会社員に聞く、仕事のやる気は何点?
やる気が出るときはどんなときですか? 20〜34歳の男女に聞いたところ「自分の好きな仕事をしているとき」「上司や仲間からほめられたとき」と答えた人が多かった。JTBモチベーションズ調べ。
あなたの仕事のやる気はどのくらいですか? 20〜34歳のビジネスパーソンに聞いたところ「60〜79点」(37.8%)と答えた人が最も多いことが、JTBモチベーションズの調査で分かった。次いで「80点以上」(21.6%)、「40〜59点」(20.7%)、「40点未満」(19.9%)と続いた。
年代別で見てみると、「80点以上」が多かったのは男性20代後半(27.9%)。また女性の「80点以上」は年齢が上がるほど、多くなる傾向がうかがえた。
やる気が出るときはどんなときだろうか。この質問に対し、最も多かったのは「自分の好きな仕事をしているとき」(62.9%)。次いで「上司や仲間からほめられたとき」(60.2%)、「難しい仕事をやり遂げたとき」(48.5%)、「自分の経験が仕事に生かせたとき」(45.0%)だった。
この結果について、JTBモチベーションズは「自分の好きな仕事をするときにモチベーションが高まり、達成感のない仕事をしているときにやる気を失いがちなこの世代の男性には、仕事の適職感の醸成と仕事の達成感を示してあげることが重要。適職感を高めるには、どの程度自分に合った仕事ができているかを知らせる必要がある」と分析した。
やる気のあがる時間帯
やる気のあがる時間帯はいつごろだろうか。この質問に対し、集中して仕事に取り組める「午前中」(19.9%)、仕事の終わりが見えてくる「夕方」(14.5%)と答えた人が多かった。このほか「午後」(9.1%)、「朝〜通勤・出勤時」(8.3%)と続いた。ちなみに「特にない」と答えた人を男女別に見てみると、男性31.7%に対し、女性は20.8%。時間帯によってやる気が上がる男性の割合は、女性に比べ低いことが分かった。
インターネットによる調査で、20〜34歳のビジネスパーソン518人が回答した。調査期間は6月10日から6月11日まで。
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