ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは9月17日、市販用ブルーレイ3Dソフト『くもりときどきミートボール IN 3D』と『モンスター・ハウス IN 3D』を発売する。これまで洋画ブルーレイ3Dソフトは販促キャンペーン用として他社が数タイトルを扱っていたが、市販用として販売するのは業界初となる。価格はいずれも3480円。
ブルーレイ3Dソフトは2D再生にも対応している。1枚で2Dと3Dを楽しめるほか、従来のブルーレイ再生装置でも2Dバージョンなら再生することが可能。
『くもりときどきミートボール IN 3D』(2009年公開、約90分)
風変わりな発明ばかりしている青年の新発明により、空からいろいろな食べ物が降ってくるようになった町で繰り広げられる大騒動をコミカルに描いたソニー・ピクチャーズ・アニメーション製作のフルCGアニメ。
『モンスター・ハウス IN 3D』(2006年公開、約90分)
スティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが製作総指揮を務めたフルCGアニメ。古い一軒の屋敷が人を飲み込んで生きている家だと気付いた子どもたちが、自分たちだけでその恐ろしい屋敷に立ち向かうホラー・コメディ。
関連記事
- アニメを“絵空事”にしないために――『サマーウォーズ』のロケハン術
文化庁は10月22日、東京国際映画祭のイベントとして「ヒットアニメに学ぶロケハン術」を開催、8月に公開されたアニメ映画『サマーウォーズ』の細田守監督が、東京藝術大学の岡本美津子教授や信州上田フィルムコミッションの原悟氏とともにアニメにおけるロケハンの重要性について語った。 - 悪人を倒せば世界が平和になるという映画は作らない――宮崎駿監督、映画哲学を語る(前編)
『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』など数々の映画で、国内外から高い評価を受けている宮崎駿監督。アニメーション界の巨匠が何を思って映画を作っているのか、どんなことを憂いているのかを語った。 - 『らき☆すた』『true tears』に学ぶ、アニメツーリズムの可能性
アニメコンテンツを中心にして町おこしをする事例が近年増加している。その代表的な例が、『らき☆すた』によって町おこしをはかった埼玉県鷲宮町や、『true tears』で町おこしをはかった富山県南砺市などだ。東京国際アニメフェアのシンポジウムで、キーパーソンたちが町おこしの裏側を語った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.