本日の注目銘柄
円高を嫌気する動きか
日 立(6501) 373 △2
インドの重電機器メーカーを火力発電所用の蒸気タービンやボイラーの製造・販売を手掛ける合弁会社2社を設立する。電力不足が深刻なインドでは火力発電所の増設が見込まれるが、地元企業との合弁会社を設立することで市場参入が可能になる。
NEC(6701) 233 △5
米国の電力事業者と組み、電気自動車(EV)向け急速充電器の実証実験を始めた。子会社の急速充電器を納入し、今後約1年かけて操作性などを検証する。
国際帝石(1605) 426000 △1000
ペルー北部の油田権益を取得することで同国政府の承認を得た。ブラジル国営石油会社から権益の25%を取得、2012年4月まで埋蔵量を調べる探鉱作業を実施した後に試掘に入り、将来の原油生産を目指す。
双 日(2768) 143 △2
権益を保有しているカナダのモリブデン鉱山を2011年に拡張し、生産能力を増強する。モリブデンは特殊鋼の製造に必要な希少金属(レアメタル)で、今後の需要増加を見込み増産を決めた。
ヒロセ電(6806) 8680 ▼50
新興国市場開拓を加速する。インドに年内に駐在員事務所を2カ所開くほか、シンガポールの販社を稼動する。現地メーカーの新規需要を開拓、既存の携帯電話など民生機器だけでなく、産業機器市場に広げる。
神戸鋼(5406) 187 △2
タイと中国で自動車部品に使う鉄鋼材料を増産する。2011年までに現地の生産拠点で線材を加工してできるねじ材やバネ材の生産能力を今よりも5割前後増やす。
外国人売買動向(外資系10社ベース)
売り 1200万株
買い 2086万株
(金額ベースも買い越し)
清水洋介氏のプロフィール
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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