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ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展2010、現地レポート(8/9 ページ)

11月21日まで開催されている、第12回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展。建築展として最高峰の規模と権威を持つ、2年に1度の祭典だ。主な見どころを駆け足でレポート!

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 バランスを取りにくいシーソーや、ひもを引いて動かす植物など、観客が遊ぶことができる不思議な遊具を置いたセルビア館「SEESAW PLAY-GROW」。出品作家はŠKART。

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金獅子賞は誰の手に?

 金獅子賞発表の舞台での妹島和世氏。右はビエンナーレ代表のパオロ・バラッタ氏。

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 さて、ヴェネチア・ビエンナーレ建築展は、総合テーマ展の参加者を対象とする作品部門、国別のパビリオン部門、それぞれ1つずつ金獅子賞が授与される。作品部門の金獅子賞を受賞したのは前回の2008年、日本館の出品作家を務めた建築家・石上純也氏。なんと8月26日(木)のプレビュー開始から3時間後に崩壊。表彰式のあった8月28日(土)午後の時点では、誰も完成作品を見ることができない状況での受賞だった。

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 石上純也建築設計事務所「Architecture as air: Study for Chateau La Coste」。作品解説によれば極細の柱と梁、支持材で構成した14×4×4メートルのボリュームということだ。撮影は8月27日(金)午後。糸のように細い材が床上をさまよう。正面に立てられた“I’ m sorry It’s broken”の注意書きがもの悲しい。

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