コラム
最悪な上司とつきあう方法:吉田典史の時事日想(4/4 ページ)
仕事ができないのに、偉そうに振舞う上司は多い。そうした上司に対し、部下はどのように対応すればいいいいのだろうか。今回の時事日想は、バカな上司をうまく操る方法を紹介する。
辞表を叩きつける前に
それは目立つ仕事であり、やりがいのあるものだった。当時、6人の部員がいた。その中の数人は、人事部とのヒアリングの場でわたしのことを「部長からえこひいきされている」と嫉妬(しっと)していたという。人事部員から聞いた話である。いま、振り返ってもえこひいきされていたことは間違いがない。
職場できれいごとはタブーだ。競争社会である以上、勝たねばならない。そのためには、上司を味方にして抱き込むことである。このようになれば、一段といい仕事を得ることができるし、自分のテンションも確実に上がる。おのずと、高い評価を得る可能性が高くなる。
上司を否定し、「辞めてやる」と辞表を出す前に、目の前の上司のクセを見抜き、行動をとることを考えてみてほしい。それは、転職後も独立後も必ず生きるものである。
関連記事
- 約9割のビジネス書は、ゴーストライターが書いている
ビジネス書を読んだことがあるという人も多いだろう。しかしビジネス書の多くは、“ゴーストライター”が書いていることをご存じだろうか。ある大手出版社の役員によると「約9割はゴーストライターが書いている」という。 - ここでは働きたくないなあ……と大学生が思う業界
あなたはどこの業界で働きたいですか? 2011年3月卒業予定の大学生に聞いたところ「商社」がトップ、次いで「銀行」「食品」と続いた。日経HR調べ。 - なぜ30代前半になると、“ゆきづまって”くるのだろうか
30代前半の社員と話すと「この人は優秀だな」と思う一方、「この人はひどい」と感じることはないだろうか。もちろんどの世代にもいえることだが、特に30代前半はその差が大きく感じる。そこで彼らの特徴を調べてみると、ある共通点が浮かび上がった。それは……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.