SHIORIさん特製のおでん×サッポロ 冬物語はいかが?
サッポロビールは10月13日に、「サッポロ 冬物語」を発売すると発表した。またフードコーディネーターSHIORIさんと共同で「中華おでん」を開発した。
サッポロビールは10月13日に、「サッポロ 冬物語」を発売すると発表した。今年の冬物語は日本で初めて炭焼き麦芽を使っているほか、オールインフュージョン製法を採用。「ビールというのは麦芽を煮る必要があるが、冬物語では麦芽のうま味を引き出すために温度を段階的に上げていくことにした。この製法により、コクがあるのにのどごしのいいビールができた」(サッポロブランド戦略部・林直樹部長)という。
350ミリリットル入りと500ミリリットル入りの2種類を扱い、年内に20万ケースの販売を計画している。想定価格は350ミリリットルが240円前後、500ミリリットルが300円前後。
冬物語を最初に発売したのは1988年※。「当時、ビールというのは夏のモノというイメージが強かった。しかし冬には冬のビールがあってもいいのでは、ということで商品を開発した」(林部長)。冬季限定の“ロングセラー商品”でもあるが、昨年は販売を休止。しかし同社が行った調査によると、消費者の91.7%が「今年は冬物語を発売してほしい」と回答した。こうした声を受け、2010年版の冬物語を発売するに至った。
※記事公開当初、「冬物語を最初に発売したのは1998年」と記載しておりました。正しくは1988年です。訂正いたします。
SHIORIさん特製の「中華風おでん」
またサッポロビールは、冬の定番鍋である「おでん」に注目。累計250万部を突破した『彼ごはん』シリーズの著者でもあるフードコーディネーターのSHIORI(しおり)さんと共同で、冬物語に合うおでんレシピを考案した。
SHIORIさんが生み出したのは「中華風おでん」。鶏がらだしで煮込み、食べるラー油とお酢でいただくというもの。SHIORIさんは「おでんといえば茶色のイメージが強いが、チンゲンサイとプチトマトを加えることで彩り楽しいおでんに仕上げた」と話した。
関連記事
- コンビニでおでんが最も売れる時期は何月か?
すっかり、コンビニの冬の定番商品となった「おでん」。このおでんが一番売れる時期がいつか、あなたはご存じだろうか。最も寒い1〜2月と思いきや、その答えは……。 - おでんや肉まんが「おいしい」と思う、コンビニは?
コンビニで調理しているモノをどのくらいの頻度で購入していますか? 「年に数回程度」という人が最も多く、次いで「月に1回程度」「月に2〜3回」と続いた。マイボイスコム調べ。 - 日本酒が嫌われる3つの理由
若年層を中心に日本酒離れが進んでいる。日本酒が好きな人でも、飲む頻度は減少傾向にある。若年層は日本酒に限らず、酒全般を苦手にしている人が増えているようだ。秋田経済研究所の調べ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.