ニュース
初めて転職を考える年齢、24〜26歳が37.8%(2/2 ページ)
転職を考え始めるのはいつごろの人が多いのだろうか。20〜30代のビジネスパーソンに聞いたところ、4割近くが入社後2〜3年目で考えていることが分かった。DODA調べ。
転職を考える年齢、職種によって違い
転職を考え始めた年齢を職種別に見ると、「営業」は「25歳」(10.9%)、「企画・事務」は「29歳」(8.8%)、「ITエンジニア」は「27歳」(9.5%)、「モノづくりエンジニア」は「26歳」(9.7%)、「金融などの専門職」は「28歳」(9.1%)、「建築・土木」は「27歳」(10.6%)、「メディカル」は「26歳」(11.6%)、「販売・サービス」は「25 歳」(12.6%)がそれぞれ最も多かった。
最多となった年齢が最も高い「企画・事務」(29歳)と、最も年齢が低い「営業」「販売・サービス」(ともに25 歳)には4歳の開きがあった。この差の背景として「『企画・事務』『建築・土木』などでは、大学での専攻やスキル、資格取得の有無などから適性が比較的判断しやすいと考えられ、雇用のミスマッチが起こりにくい。また専門性の高い職種なので、細分化される専門知識をそれぞれ取得、経験していくことで中長期的にキャリアが形成される。このため、一定のキャリアを積むのに時間を要する『企画・事務』職は、転職でキャリアアップを考える年齢も高くなる」(DODA)
インターネットによる調査で、22〜39歳のビジネスパーソン(転職回数0回)4万1995人が回答した。調査期間は2009年7月〜2010年6月。
関連記事
- ひょっとして……“バブル組”に苦しめられていませんか?
昔に比べ「管理職の力が強くなってきた」と感じたことはないだろうか。部下の採用、配置転換、リストラなど……いろいろなところで強権を振るい始めている。しかしこうした動きに対し、「危険な兆候」と懸念する声も出始めている。それは……? - 5分で分かる正しい会社の辞め方
「早くこの会社を辞めたい」と思っていたビジネスパーソンにとって、転職先が決まればついつい“うかれがち”になるもの。しかし、退職の意思を伝える順番など、転職の際に注意すべきことは意外と多い。その注意すべき点とは……? - ここでは働きたくないなあ……と大学生が思う業界
あなたはどこの業界で働きたいですか? 2011年3月卒業予定の大学生に聞いたところ「商社」がトップ、次いで「銀行」「食品」と続いた。日経HR調べ。 - 「会社を辞めたい」と感じているのは、どの業種で働いている人?
あなたはいまの会社で働いていることに、誇りを感じていますか? 「誇りに感じている」と「誇りに感じていない」という人はほぼ同じという結果に。業種別で見てみると、誇りに感じているのは「電力・ガス・水道」で働いている人が多かった。ネットマイル調べ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.