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値上げがきっかけの禁煙、2割はすでに断念(1/2 ページ)

10月1日に行われたタバコの大幅値上げ。これを機に禁煙を始めた人も多いようだが、そのうち2割はすでに禁煙をあきらめているようだ。マクロミル調べ。

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 10月1日に行われたタバコの値上げ。これをきっかけに禁煙しようと思った人も多いようだが、値上げから1カ月経った現在でも禁煙は続いているのだろうか。

 マクロミルの調査によると、値上げをきっかけに禁煙を始めた人に「現時点(11月1日)で禁煙が続いていますか?」と尋ねたところ、「続いている(1本も吸っていない)」は62.2%、「何度か吸ってしまったが、続いている」は17.6%、「禁煙をやめた」は20.2%と、半分以上の人が禁煙を継続していることが分かった。

 「禁煙をやめた」の割合は女性(12.0%)より男性(24.0%)の方が高く、また上の年代になるほど高くなっていた(20代15.6%、30代17.5%、40代22.0%、50代以上24.3%)。


禁煙開始から1カ月後の状況(出典:マクロミル)

 「何度か吸ってしまったが、続いている」「禁煙をやめた」と答えた人に「禁煙を始めてから、最初にタバコを吸ってしまった日」を聞くと、最も多かったのは「3日目」で24.3%。以下、「7日目」が11.1%、「2日目」が10.6%、「10日目」が9.5%、「5日目」が9.0%で続いた。開始1週間で66%が挫折しており、中には禁煙を決断した日に吸ってしまった人も1.1%いた。

 吸ってしまった状況では、「イライラしていた」「隣の人が吸っていた時にもらいタバコをした」「酔っ払っていた」「買い置きしていたタバコを発見した」「無意識で吸っていた」などが上位に挙がった。


(「何度か吸ってしまったが、続いている」「禁煙をやめた」と答えた人の)禁煙を始めてから、最初にタバコを吸ってしまった日(出典:マクロミル)
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