ビジネスパーソンに聞く、20代で読んでおくべき本は?
20代で読んでおくべき本は何ですか? 25〜34歳のビジネスパーソンに聞いたところ、2011年3月にNHKでのアニメ放送が決定している「もしドラ」がトップだった。DODA調べ。
20代で読んでおくべき本は何ですか? 25〜34歳のビジネスパーソンに聞いたところ、経営学と高校野球を組み合わせたビジネス小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』がトップであることが、DODA(デューダ)の調査で分かった。次いで『マネジメント――基本と原則』がランクインするなど、ドラッカーのマネジメント関連の本が、1位と2位を独占する結果となった。
この2冊を選んだ人からは「マネジメント層につく前に、基礎として読んでおくべき」「組織だけでなく自分自身をマネジメントするためにも、早いうちに読んでおいた方が良い」といったコメントが目立った。
転職市場でもマネジメントスキルは重視されているようだ。その背景として「バブル崩壊後の就職氷河期に新卒採用を抑えた企業が、現在、30代のマネジメント層不足に悩まされている。さらに企業の海外進出が進む中、海外拠点を管理する人材や国内外の事業を円滑に進めるためのプロジェクトマネジメント力が求められている。早いうちに『マネジメントスキル』を身に付けることができれば、ビジネスパーソンとしての市場価値を高めることができるだろう」(DODA)としている。
自己啓発書や小説もランクイン
3位以下を見てみると、『28歳からのリアル』(3位)や『20代に必ずやっておくべきこと』(7位)といった自己啓発書がランクイン。「後悔しないように、20代で何をやっておくべきかを、早いうちに知っておいた方がよい」といった意見が多かった。
このほか『金持ち父さん貧乏父さん』(4位)や『7つの習慣――成功には原則があった!』(5位)など世界的にベストセラーとなったビジネス書が上位に。また『竜馬がゆく』(6位)や『ライ麦畑でつかまえて』(9位)といった小説もランクインした。
インターネットによる調査で、25〜34歳のビジネスパーソン1000人が回答した。調査期間は9月16日から9月23日まで。
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