年末年始と聞いて、どのようなアルバイトを思い浮かべますか? 10〜20代の男女に聞いたところ「郵便・配送」(69.1%)と答えた人が最も多く、次いで「神社・巫女」(11.2%)、「ケーキ販売」(3.6%)であることが、インテリジェンスが運営する求人情報サービス「an」の調査で分かった。
「郵便・配送」と答えた人からは「毎年していた」「今年もしたい」「学校で唯一許されるバイト」といった声が多かった。このほか「元旦には、出発の前にオロナミンCを持って乾杯してから出発した思い出がある」(20代男性)など、年末年始ならではのエピソードもあった。
「神社・巫女」を選んだ人からは「昔の彼女に勧めた」(20代男性)、「やるつもりです」(10代女性)など、“憧れのアルバイト”といった印象を持つ人も多いようだ。また経験者からは「巫女さんは楽しかった。大晦日から元旦の泊まり込みはきつかったが、時給がよかった」(20代女性)といった意見もあった。
また年末年始ならではの短期バイトとして「年末は毎年餅つきの実演販売やっていた」(20代男性)、「年越しそばを詰めていた」(20代女性)、「七草のパックを詰めていた」(10代女性)といった経験談も。「年末年始のアルバイトは、同じ仕事でも普段より高い時給で働けるものもある」(an)という。年末年始は出費がかさみがちだが、、この季節ならではのアルバイトに挑戦してみてはいかがだろうか。
インターネットによる調査で、10〜20代の男女2万5325人が回答した。調査期間は11月17日から11月23日まで。
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