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20〜30代の平均年収は450万円、最もたくさんもらっている職種は?(2/2 ページ)
20〜30代のビジネスパーソンはどのくらいの年収をもらっているのだろうか。DODA(デューダ)が調べたところ、3年連続で前年を下回り、450万円であることが分かった。
また平均年収を地域別(関東・東海・関西)に見ると、最も高いのは関東の457万円、次いで東海の433万円、関西の426万円。職種別に見ると、9職種中7職種は関東が最も高い年収だったが、「メディカル関連職」「販売・サービス職」の2職種は、東海が関東を抜いて最も高い。
さらに地域差の大きい職種は「金融・不動産・専門職」で、最も高い関東と低い東海で97万円の差。「メガバンクや外資系金融企業が集中する関東は特に平均年収が高いため、他地域と差が開いていることが考えられる」(DODA)。一方、地域差が小さい職種は「営業職」「技術(建築・土木)」で、最も高い関東と低い関西の差は13万円にとどまった。
この調査は「DODA転職支援サービス」に、2009年8月から2010年7月末までに登録した転職希望者のうち、25〜39歳に該当する約3万5000人、59職種の給与データを集計したもの。
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