2010年を象徴する食材は「牛肉」「もやし」、その理由は?
2010年を象徴する食材は何だろうか。20〜60代の人に聞いたところ、「牛・牛肉」と答えた人が最も多かった。全国農業協同組合中央会調べ。
2010年を象徴する食材は何ですか? 20〜60代の人に聞いたところ「牛・牛肉」(16.2%)と答えた人が最も多いことが、全国農業協同組合中央会の調査で分かった。「牛・牛肉」を挙げた人からは「口蹄疫(こうていえき)が日本のリスク管理の欠如を象徴した」「食の安全について考えさせられた」といった理由が目立った。
次いで「米」(14.6%)と答えた人が多く、以下「もやし」(8.2%)、「キャベツ」(6.6%)、「トマト」(3.1%)と続いた。「米」と答えた人からは「食料自給率を上げるためにも大事だから」「米粉を利用したパンやパスタなどの新しい食品が出たから」といった声があった。
また「もやし」については猛暑の影響で野菜が高騰したこともあり、「安価でよく食べた」「家計を支えてくれた」などの意見が多かった。
おせちは関東よりも関西の方が手作り・高級志向
おせちを家で作る人はどのくらいいるのだろうか。関東の人は37.1%に対し、関西は45.0%。そもそもおせち料理を作らない人は、関東で25.5%、関西で23.2%だった。
おせちの予算を聞いたところ、関東の平均が9307円に対し、関西は1万1759円。2万円以上かける人も関西の方が多いことが明らかに。一方、関東はデパートやスーパーなどでおせちを購入する人が多く、かける予算としても3000円未満の割合が高い。関東の人は関西に比べ、おせちに手間やお金をかけない傾向がうかがえた。
インターネットによる調査で、20〜60代の男女1000人が回答した。調査期間は11月12日から11月15日まで。
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