「えっ。そんな商品も!?」、2010年にヒットしたものを振り返ってみる:誠 Weekly Access Top10(2010年12月4日〜12月10日)
2010年もあと2週間ほどとなり、この1年にヒットしたものについて各媒体がランキングを発表している。忘年会の話題についていくためにも、それぞれのランキングのトップをチェックしてみよう。
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先週最も読まれた記事は「冬のボーナスはいくら? 主要30社を公開」。2位は「家賃531万円のマンションって、どんな間取り?」、3位は「20代の若者が、“心のキレイ”な人を食い物にしている」だった。
今年ヒットしたものは?
2010年もあと2週間ほどを残すだけとなり、さまざまな媒体が識者や読者投票、実売数などをもとにしたこの1年のヒット商品ランキングを発表している。2010年に流行ったのはどんなものなのか。忘年会の話題についていくためにも、それぞれのランキングのトップをチェックしてみよう。
- 食べるラー油(日経トレンディ「2010年ヒット商品ベスト30」、All About「2010年ヒット商品ランキング」)
桃屋が2009年8月に発売した『辛そうで辛くない少し辛いラー油』に代表される「食べるラー油」をヒット商品としたのが日経トレンディとAll About。食べるラー油に便乗した商品も多く発売されたようで、中でもモスバーガーがテレビ番組とタイアップした『テリー伊藤のざくざくラー油バーガー』は200万食以上が売れたとか。
- ヘアメディカル薬用スカルプD オイリー(楽天市場2010年年間ランキング)
ネット通販の雄、楽天市場の実売をもとにしたランキングでは頭皮ケアシャンプーがトップ。同シリーズでは2位にコンディショナー、7位に育毛トニックもランクインしている。店員と顔を合わせなくてもいいネット通販では、コンプレックス系の商品が売れやすいとも言われるのだが、その通りの結果となっているようだ。
- 岩崎夏海著『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(オリコン「2010年 年間“本”ランキング」、新書+ムック部門)
- 湊かなえ著『告白』(オリコン「2010年 年間“本”ランキング」、文庫部門)
- 尾田栄一郎著『ONE PIECE 59』(オリコン「2010年 年間“本”ランキング」、コミック部門)
電子書籍が注目された1年でもあったが、紙の書籍もまだまだ元気。新書+ムック部門、文庫部門、コミック部門、いずれの1位もミリオンセラーを記録。特にコミック部門は17位までがミリオンセラー作品となっている。
- 『アリス・イン・ワンダーランド』(映画ランキングドットコム「2010年日本国内興行収入ランキング」)
映画では人気シリーズの『トイ・ストーリー3』やジブリ作品の『借りぐらしのアリエッティ』も話題となったが、最も興行収入が多かったのは3D映画の『アリス・イン・ワンダーランド』。3D自体が今年の流行語ともなっていたので、この順位は納得というところかもしれない。
- AKB48『Beginner』(オリコン「2010年年間シングルランキング」)
- 高橋洋子『残酷な天使のテーゼ』(JOYSOUND「カラオケ年間総合ランキング」)
- 木村カエラ『Butterfly』(UGA「カラオケ年間総合ランキング」)
- 中島美嘉『一番綺麗な私を』(2010 USEN J-POP 年間総合ランキング)
シングルランキングはAKB48と嵐がランキングを席巻、トップ10にはこの2グループの作品しか入らなかった。一方、カラオケではJOYSOUNDの『残酷な天使のテーゼ』、UGAの『Butterfly』ともに2009年以前に発表された曲がトップとなっている。
ちなみに、Business Media 誠でも「誠トレンド格付け」として、今年流行ったものについての読者投票を受付中。締め切りは本日(12月15日)23時59分まで。あなたの清き1票を入れていただければありがたいです!
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