ニュース
就活生が選ぶ、就職ブランドランキング……1位は?(2/2 ページ)
2012年4月入社を目指す学生は、どの企業に就職したいと考えているのだろうか。雇用環境悪化の影響を受け、狭き門である大手マスコミは順位を下げ、採用数の多い金融、不景気に強い食品メーカーが順位を上げた。文化放送キャリアパートナーズ調べ。
総合商社は11位の「丸紅」(同26位)を筆頭に順位を上げる企業が目立った。男子学生、とりわけ難関大学の学生から根強い人気があった。また「東芝」が36位(同79位)、「富士フイルム」が71位(同96位)など業績が好調と伝えられる企業が順位をあげた。
「雇用環境の悪化から、昨年の2011年卒調査では、狭き門である大手マスコミは順位を下げ、採用数の多い金融、不景気に強い食品メーカーが順位を上げるなど大きな変化があった。今回の調査でも、その傾向は変わらなかったが、金融業でもメガバンクだけでなく、保険、証券のトップ企業が順位を上げるなど、より幅広い企業に投票が分散する動きが見られた」(文化放送キャリアパートナーズ)としている。
インターネットによる調査で、2012年4月入社を目指す大学生2万4361人が回答した。調査期間は2010年6月1日から11月30日まで。
関連記事
- 現役大学生が働きたい業界は「商社」……働きたくないのは?
入社後の海外勤務について、どのように考えている学生が多いのだろうか。現役の大学生に聞いたところ「行きたい(すごくを含む)」と答えた人は63.0%。一方、「行きたくない(あまり+絶対)」は15.6%にとどまった。日経HR調べ。 - 20代の若者が、“心のキレイ”な人を食い物にしている
「手取りの給与は十万円台、賞与はなし」といった劣悪な条件のNPOは少なくない。ワーキングプアに耐え切れず辞めていく20代も多いが、その背後には“若者が若者を搾取する”という事実があるという。 - 就職採用の都市伝説を検証する
新卒を中心に、進路相談や個人カウンセリングを希望する人が増えてきたという筆者。採用に関してはさまざまな話があるものだが、gooランキングにある「思わず信じてしまう就職活動の都市伝説ランキング」のようなものは誰しもが気になるもの。そこで、筆者は採用側の視点からその内容を検証してみることにした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.