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コラム

第44鉄 白銀の鉄路をSL列車で旅する〜SL冬の湿原号杉山淳一の+R Style(3/5 ページ)

SL列車は全国で人気だが、その中でも雪景色を見ながらの旅が楽しめる『SL冬の湿原号』は格別。今回は標茶駅から釧路駅まで、SLで北海道を旅しよう。

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スハシ44の売店 発車前から賑わっていた

 売店では温かい飲み物、土産物、お弁当などを販売している。写真はこの列車限定の『SL冬の湿原号感動弁当』だ。山菜おこわ、イクラ丼、サーモン丼、ホタテのヤマブキの炊き合わせ、ワカサギのフリッター、かにシュウマイがぎっしりと詰まっている。北海道の味覚満載といった内容だった。僕は魚介類が食べられないので買わなかったのだが、お向かいのおばさんが食べようとしたところで、写真だけ撮らせてもらった。



『SL冬の湿原号感動弁当』

雪景色のまぶしさ、汽笛、鹿の群れ

 ポーーーッと汽笛が聞こえて、静かな客車にゴゴッと揺れが伝わってくる。SL列車独特の感覚だ。発車の際に標茶駅の職員さんたちがホームで手を振ってくれた。ここから釧路までは約50km。所要時間は1時間20分ほど。運行期間の初日と2日目だけは運行区間が川湯温泉駅まで運行される。こちらは約90km、所要時間は2時間20分だ。


客車内には展示コーナーもある

売店で売っているスルメをだるまストーブで……特等席かも?

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