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非行少年がいても、“見て見ぬフリ”をする理由(2/2 ページ)
5年前と比べ、少年による重大な事件が増えていると思いますか? 20歳以上の男女に聞いたところ「増えている(かなり+ある程度」と答えた人は75.6%に達していることが分かった。内閣府調べ。
「注意したいが見て見ぬフリをする」と答えた人に、その理由を聞いたところ「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」(70.9%)と答えた人が断トツ。次いで「注意しても少年が聞きいれないと思うから」(18.3%)、「注意するのが面倒だから」(4.3%)、「他人の子どもなので関係ないから」(2.6%)、「誰かが注意すると思うから」(2.0%)と続いた。
前回(2005年)の調査結果と比較して見ると「少年に暴力を振るわれるおそれがあるから」(78.8%→70.9%)と答えた人の割合が低下し、「注意しても少年が聞きいれないと思うから」(14.3%→18.3%)は上昇した。
聞き取りによる調査で、20歳以上の男女3000人が回答した。調査期間は2010年11月25日から12月5日まで。
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