この国に“モミ消し”のプロが存在しない理由:まとめ読み!誠 PDF
読者から注目を集めた記事を、まとめて読むことができる「まとめ読み!誠 PDF」。今回はジャーナリストの上杉隆さんと窪田順生さんの対談記事をまとめました。
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以下「なぜこの国に、“モミ消しのプロ”は存在しないのか」(2009年11月17日)の冒頭部分を再掲します。「まとめ読み!誠 PDF」をダウンロードすると、ジャーナリストの上杉隆さんと窪田順生さんの対談記事(第1回〜第3回)をまとめて読むことができます。
スピンドクター
土肥(編集部):窪田さんはこれまでいろいろな職場を経験されてきたようですね。
窪田:学生時代にテレビの情報番組の制作に携わっていました。そして大学を卒業後、テレビの製作会社に就職し、TBSの『世界ふしぎ発見!』のADとして働いてきました。
上杉:エジプトにも行かれたそうですが。
窪田:ピラミッドに行きました。やはり現地で熱射病にもなり……(笑)。ただADとして働いていくうちに「書く仕事の方が面白いかなあ」と思うようになって、たまたま講談社の『フライデー』が記者を募集していたので応募してみたんです。
土肥:『フライデー』が記者を募集していたんですか?
窪田:『フライデー』としては初めての試みだったそうです。そのときは600人ほどの応募があり、5人が就職しました。
土肥:写真週刊誌の記者として就職されたわけですが、先輩から教育などはあるのですか?
窪田:教育なんてものはありません、ゼロです(笑)。事件があれば、デスクから「現場に行ってこい!」といった世界ですね。僕がいたころには「桶川ストーカー事件」※や「東海村放射能漏れ事故」など事件や事故がたくさんあり、そのたびに現場に足を運び取材をしていました。
窪田:『フライデー』の記者として事件などを追いかけるようになったのですが、徐々に裏側の世界に興味を持つようになりまして。そして『フライデー』を辞めて、月刊誌『裏モノJAPAN 』で2年ほど働きました。この雑誌はとても品があるとはいえず、大阪池田小学児童殺傷事件を起こした宅間守の部屋にもあったというほど。内容といえば犯罪などの体験談を書くという、いわゆるサブカルチャー雑誌。
上杉:とんでもないカルチャーですね(笑)。(続きは「まとめ読み!誠 PDF」で)。
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