ひんやり寝具で寝苦しい夜もエアコン要らず!?
西川産業は、96%が空気層の敷きパッド「エアーサイクロン 消臭タイプ」や冷感機能寝具シリーズ「COOL TOUCH」を発売した。じめじめする梅雨や寝苦しい熱帯夜でもエアコンに頼らずにすむという。
西川産業は、96%が空気層の敷きパッド「エアーサイクロン 消臭タイプ」や冷感機能寝具シリーズ「COOL TOUCH(クールタッチ)」を発売した。じめじめする梅雨や寝苦しい熱帯夜でもエアコンに頼らずにすむという。
高い通気性で、梅雨でもサラッとした寝心地
エアーサイクロンは、3層構造により体積の96%が空気断面層というクッション性と通気性の良い敷きパッドだ。また、パッドの表面も波形の凸凹になっており、寝たときの体圧が分散される。
新たに登場した消臭タイプは、素材に消臭効果のある糸を使用し、汗などの嫌な臭いを消す。消臭力は洗濯しても低下しないという。価格は、シングル(98×200センチ)が3万1500円、セミダブル(120×200センチ)が3万7800円、ダブル(140×200センチ)が4万4100円。
冷感寝具で節電の夏を乗り切ろう
東日本大震災や浜岡原子力発電所の運転停止の影響により、今夏は節電が求められる。寝苦しい熱帯夜になったときに威力を発揮しそうなのが、冷感機能寝具シリーズ「COOL TOUCH」だ。
キュプラ繊維「ベンベルグ」とマルチナイロンを組み合わせた高機能素材「メープルクール」を採用した寝具で、体との接触部分から熱を吸収するため「心地よいひんやり感」が得られるという。また、余分な湿気を吸い、外に吐き出す吸放湿性も備えている。
裏側にメープルクールを使用した合繊肌掛けふとん(140×190センチ、8400円)や、ニット部分にメープルクールを使った羽毛肌掛けふとん(150×210センチ、1万2600円)は洗濯可能なタイプ。裏側のガーゼ部分にメープルクールを用いるタオルケット(140×190センチ、8400円)なども用意する。
また、敷き布団やマットレスに敷いて使える冷感パッドシーツ(シングル:100×205センチ、セミダブル:120×205センチ、ダブル:140×205センチ、8400円〜)や、パイプまくら(63×43センチ、1万500円)、抱きまくら「シロクマ」(63×32センチ、6300円)なども展開する。
塩の力で冷感持続時間をアップ
「ひんやりクールパッド」と「ひんやりクールピローパッド」は、塩類を主成分とする冷感ジェルを採用した新製品だ。水や硫酸ナトリウム、塩化ナトリウムなどで構成された中材は、30度前後になると水溶液化して熱を吸収する。冷蔵庫などで冷やす必要もなく寝具に敷くだけで使え、従来製品に比べて冷感持続時間も向上した。
ひんやりクールパッドの価格は、シングル(90×90センチ)が8925円、ダブル(90×140センチ)が1万2600円、ひんやりクールピローパッド(30×35センチ)は2625円だ。
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