希望する初任給はいくら? 昨年に比べ大幅に減少
現在就職活動をしている学生は、どのくらいの給料を望んでいるのだろうか。2012年卒業予定の大学生(大学院生を含む)に聞いたところ、前年同月比で2万7000円減少していることが分かった。毎日コミュニケーションズ調べ。
現在就職活動をしている学生は、どのくらいの給料を望んでいるのだろうか。2012年卒業予定の大学4年生または大学院2年生に希望する初任給を聞いたところ、平均で18万5000円となり、前年同月比で2万7000円も減少していることが、毎日コミュニケーションズの調査で分かった。大学生の平均は17万9000円に対し、大学院生は同19万6000円の結果に。
希望する初任給が大幅に減少した背景に「長引く不況と東日本大震災の影響を受け、就職活動が厳しくなっていることが挙げられる。学生の間では『給与が高い』ことよりも、『安定して働ける』企業を重視する傾向があるようだ」(毎日コミュニケーションズ)
企業を選択する際に重視することは「社風が良い」(57.9%)と答えた人が最も多かった。次いで「将来性がある」(49.4%)、「安定している」(42.1%)、「福利厚生制度が充実している」(39.3%)と続いた。
地元就職への意識が高まっている――被災地の学生
東日本大震災の発生を受け、中堅・中小企業に目が向くようになった人はどのくらいいるのだろうか。被災地域(青森県、秋田県、岩手県、福島県、宮城県、山形県、茨城県)に在住する学生に聞いたところ「もともと中堅・中小企業志向なので変わらない」(42.2%)と「大手企業志向だったが、中堅・中小企業にも目が向くようになった」(23.1%)を合わせると、65.3%が中堅・中小企業に目を向けていることが分かった。
震災の影響により、地元就職(Uターン含む)を「強く意識するようになった」と答えたのは全体で9.1%、被災地域で14.9%。また「少し意識するようになった」の回答を合わせると、被災地域では4割以上となり、全体よりも13.9ポイントも高い。被災地域の学生の地元就職への意識が高まっているようだ。
インターネットによる調査で、2012年卒業予定の大学4年生または大学院2年生929人が回答した。調査期間は4月28日から5月5日まで。
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